Yasuto
Nakahara
________Chef

なすがままに...

茄子はいい。焼く、揚げる、炒める、漬けもの、どんな調理法でもおいしい。あの色、艶、姿、どれをとっても完璧。できることなら茄子と結婚したいぐらいだ。

でも、茄子は揚げるのが一番。油との相性が抜群で、イタリア料理では一度素揚げしてからよく調理する。この時注意するのが必ず高温(220℃ぐらい)の油で一気に揚げること。低温でゆっくり揚げていると茄子が油ばっかり吸ってベタッとした揚げ茄子になる。

僕は疲れがたまってくるとよくマダムにマーボーなすを作ってもらう。これが結構辛いのだが絶品で一口食べるとごはんが茶碗一杯食べられる。いや、作っているにおいですでにごはん一杯食べられる。ビールもすすむ。というわけで太る一方なのだ。

最後に、ずっと不思議に思っていることがあって「なすがままに」という言葉があるのに、どうして「きゅうりがぱぱに」という言葉がないのだろうか?誰か教えて下さい。

いつもなすがままに生きようと思っているシェフであった。

なすがままに...