この焼き菓子にはまって20年。
焼きたて3時間以内には食べてほしい。
(希望はね!)
タルトのポイントは、この香ばしさと食感。
旬のフルーツと共に味わえる。
これからは、旬の紅玉のタルトがおすすめ。
パイでも楽しめる。
パイ生地の講習は、みんながブルーになるくらい手間がかかるが、美味しさは格別。食いしん坊の私は、あの魅惑的な食感と味わいを堪能できるなら、そんな手間などなんのその。
今月のお菓子のコースはアップルパイ!
やはり永遠のおやつ、ロングセラーは素朴さとやさしい味わい。お楽しみに!

紅玉とくるみのタルト
香ばしさと紅玉の酸味、クルミの食感が後引く美味しさ!!!
気長なお菓子作りには、向いてる人と向いてない人がいる。適度に神経質で適度に大雑把が一番良い。なにせポイントさえ押さえればかなりいい線までいける事間違いなし。
初めて作ったお菓子は、おそらくアイスボッククッキーだった気がする。小学校3年生から好きな男の子に手作りチョコを渡すくらいおませだったのに、おしゃれより食べる事が一番好きだから太りますよね。
きっかけは、美味しいおやつが食べたい!!!と自然な欲望。小学時代、毎日のおやつは母の手作り。フルーツ寒や牛乳寒、白玉団子にわらびもち、パンの端を揚げて砂糖でまぶしたりローテーションが決まってるから飽きてくる。テレビのCMに流れてるお菓子は買ってくれない。母が毎月購読してる「栄養と料理」には美味しそうなお菓子の作り方が載っている!
たまに母の妹の叔母からチッキ(この言葉がわかる人はいます?)で手づくりのクッキーやパウンドケーキが送られてくる。ん、ん、ん、美味しいものは自分でつくる?つくるしかない? 買うお金もないし材料が家にあればタダじゃん!(ラッキーなことにけっこう冷蔵庫に色んなもんが入ってました)
なんとも単純で自然な欲望で職業にしてしまいました。しかし、しかし、料理人と結婚したのでよかったのか、けっこう役に立ってるらしい。(と信じてる)
マダム時々パティシエ、けっこう天職かもしれない。

6月のお菓子教室は、久々のパイ生地登場で三つ折り2回3セットの説明で少々みんなのテンションが下がる。
こんなにめんどくさいの!正直なご意見です。
しかし、美味しいものを食べるための執念は人一倍のみなさんは「エッグタルトとプティフールサレを食べると3日間の道のりを跳ねのけて笑顔で頑張るわ!」(そうなんです、このシンプルなエッグタルトに辿りつくまでこんなにかかるのです)
いつもその一言を待ってるんです!!
今期、2回目のお菓子教室。昨年に引き続きみなさんのリクエストにお応えして色々なお菓子に挑戦していきたいと思います。
今回は、木苺のシブースト。これは、私のリクエスト!!
木苺... フランス語でフランボワーズ。私の大好きな素材のひとつ。何かと登場回数が多いフランボワーズなんですが、パティシエの夢としては自分の庭でなった果実や実で美味しいデザートやケーキを作りたい。まだその一歩も踏み出せずにいますが...
本日の生徒さんよりフランボワーズの苗を譲って頂けるとのこと。半歩進みました!!!

お菓子教室は、別名マダムサロン!
お菓子作りの楽しさ、コツを伝授!
ご興味がある方はぜひ一度参加してみて下さい。